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【最新ニュース】 ■理研、最も重い113番目の新元素発見 (2004.9.28、読売新聞) 理化学研究所(理研)は、これまで知られている元素の中では最も重い113番目の新元素を発見したと発表。正式に認定された場合、発見者が自由に名付けることができるため、元素の周期表に日本発の名前が初めて登場することになりそうだ。 この新元素は、原子核の陽子数を表す原子番号が113の物質。理研の加速器で毎秒2兆5000億個の亜鉛(原子番号30)を加速し、ビスマス(同83)に衝突させる実験を80日間繰り返した結果、亜鉛とビスマスが融合した新元素が生成された。 この新元素は放射線を出し、誕生直後から「アルファ崩壊」と呼ばれる分裂を続けて起こし約1万分の3秒後にはドブニウム(同105)になった。この過程がすべて記録され新元素の生成が証明された。ロシアの研究所も生成を報告しているが、崩壊の連鎖が既知の物質につながらず、新元素と立証できていない。 新元素は物理学の国際組織が認定する。発見者の森田浩介・先任研究員は「同様の実験を10月から再開して確実なものとし、新元素の命名権を獲得したい」と話している。 理研内では、新元素を「ジャポニウム」と名づける案などが浮上しているが、理研の野依良治理事長は「100年前、日本人研究者が命名したニッポニウムという新元素が事実誤認で取り消された経緯もあり、新元素はリケニウムと名づけたい」と話している。 ◆原子番号=原子の中心にある原子核は、陽子と中性子で構成される。陽子の数が原子番号で、中性子の数も合わせたものが質量数。水素(原子番号1)からウラン(同92)まではほとんど自然界で発見されたが、ネプツニウム(同93番)以降は人工合成されている。元素の命名は、国名や地名、人名などにちなむことが多い。 |
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