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ラジカルパワー・車のメンテナンスBOX

エンジンオイル(潤滑装置)

 日常のメンテナンスの中でも、最重要なのがエンジンオイルでしょうか。推奨交換期間は、3,000km毎・5,000km毎・高級オイルは10,000km走行毎など様々に言われているようですが、いずれにしてもオイル量が少なかったり汚れている状態を長期間続けると、折角のマイカーも寿命が短くなってしまいます。オイルはエンジン内部の様々な部品を潤滑させるためのものですから、うまく潤滑されないと燃費に影響するばかりか、部品間の摩擦などでエンジンを痛めてしまいます。

 RadicalPower装着時にも言える事ですが、燃焼力を高めても、そのパワーがスムーズにピストン運動に伝わらなければ能力を十分発揮できませんので早めに交換しましょう。

エンジンオイルの様々な役割

 オイル交換が必要なのは解ってても、なぜ重要なの?かまで追求することはあまりないような気もしますが、如何でしょうか。機能を列挙すると、まあ〜沢山出てきました。詳細の把握はともかく、とりあえず・・・エンジンの機能維持のために交換時期だけは把握しておきましょう。

・エンジン内の稼動部品の潤滑化機能
・エンジン各部の冷却機能
・ピストンとシリンダーの隙間をふさぐ機密機能
・部品間の緩衝機能
・エンジン内の洗浄機能
・金属表面の防錆機能

オイルエレメント(オイルフィルター)

 こちらもオイルに関連する重要なメンテナンス部品です。
オイルが汚れてくると、その機能は落ちてきます。少しでも汚れをフィルターで濾して、きれいな状態を保とうとするのがオイルフィルターです。オイル交換2回に1回交換が一般的のようですが、燃費をさらに追求される場合にはオイル交換毎も検討の価値があるかも知れません。

オイルチェック

1)エンジンルーム内にあるオイルのレベルゲージを引上げて、布などで付着しているオイルを一度拭き取る。
2)再度レベルゲージを差込み、オイルを付着させた上で引上げる。
3)オイル量チェック
⇒レベルゲージに刻まれた2箇所の目盛りの間にオイルが付着していればOK。

4)オイルの汚れチェック
⇒レベルゲージに付着したオイルを布などに付着させ、汚れ具合を確認しましょう。と言っても・・・どの程度の汚れ具合で交換すればいいのやら?結局のところ走行距離が目安になりそうです。

注)正確な量を計測するために、エンジン停止後5分程度してから行いましょう。また、オイルの汚れはスグにトラブルにはなりませんが、量の不足は要注意です。


エンジンオイルの種類

 オイル交換が車のメンテナンスには最重要だということは分かっても、種類が多くてどれを選択した良いのやら?

まずは

1)車両取扱説明書に表示されている指定グレードを確認し、適合するグレードのオイルを選択しましょう。指定以下の製品使用は、エンジンの性能低下やエンジントラブルの原因にもなりかねませんので注意しましょう。

2)分からない場合は、整備工場やカー用品店などの専門家に相談かお任せの方がいいでしょうか。それでもある程度の知識をもって相談した方が、マイカーの状態把握のためにも良いかと思いますので、以下にご案内します。

エンジンオイルの種類

1)APIサービス分類

 API(アメリカ石油協会)サービス分類で性能が表され、オイル缶にそのグレードが表示されています。自動車メーカーの純正オイルでも、作っているのは石油元売やオイルメーカーですので、ブランドを目安にする前に規格を確認しましょう。

***ガソリンエンジン用***

 SAからSJ(SIを除く)までの規格があり、古いものは除いています。

SE=1972年以降の米国乗用車及び一部のガソリントラック用。酸化、高温沈殿物、錆、腐食などの防止に対し、SDよりも性能が高い。

SF=1980年式以降の米国乗用車及び一部のガソリントラック用。酸化安定性及び耐摩耗性にでSEよりも性能が高い。

SG=1989年製以降のガソリン乗用車、バン、軽トラックに適用。SFに比べて高温沈殿物、酸化、摩耗、錆、腐食などの防止に対し更に性能が高い。

SH=1993年以降のガソリン車に適用。SGと同等の性能を有するが、蒸発性などの点で改良。SJ制定により廃止。

SJ=1996年10月にSHよりも高いグレードとして制定。オイル消費を減らし、燃費を向上させる効果もある。

※ディーゼルエンジン用は近々サイトに掲載したいと思います。

2)SEA(アメリカ自動車技術協会)粘度分類

 SEA粘度分類はアメリカ自動車技術協会が定めたオイルの粘度の指針です。「SEA15W-40」のような表記で、左側(SEA15W-)が低温時の粘度を示し、右側が(-40)高温時の粘度を示しています。低温時の比較は15Wより5Wの方が寒さに強く、高温時の比較は20より40の方が耐久性があります。従って、一般的には両方の数字の差が大きいオイルほど、様々な状況に対応できると言えます。
・右側の数値はそのまま温度を表していますが、
・左側は、5W=-30度、10W=-20度、15W=-10度、20W=0度、25W=10度となります。

 いずれにしても早めのオイル交換をお勧めします。特に、埃の多いところや駐停車を頻繁に繰り返す街乗り中心の方は、オイルの劣化が早いので交換時期を短くした方がエンジン・燃費のためにもいいでしょう。



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